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電気代の補助はいつまで?値引きが無かったら、11月の請求書は電灯・低圧電力・高圧で月いくら増えるか

1 日前
読了時間: 5分

使用月と検針月のずれと、北海道の11月1日の単価見直しとの重なりを、仮の契約で計算します

灰色の壁の部屋で、天井からコードで下がり、あたたかく点灯している1つの電球
写真はイメージです

2026年夏の「電気・ガス料金支援」の値引きは、9月使用分(10月検針分)までです。10月使用分にあたる11月検針分の請求書で、値引きが無かったら、請求額はいくら増えるのか。仮の契約3つで計算します。

使用月と検針月:どの請求書まで値引きされたか

値引きは、国が定めた単価に、使った電気の量(kWh)をかけて行われました。使用月と検針月は1か月ずれます(単価は1kWhあたり)。

使用月

検針月

値引き(税込)

7月

8月

低圧3.5円・高圧1.8円

8月

9月

低圧4.5円・高圧2.3円

9月

10月

低圧3.5円・高圧1.8円(最後)

10月

11月

確かめた発表の中に見当たらない(2026年10月26日時点)

出典:関東の大手電力会社「電気・ガス料金支援の実施および実施に伴う特別措置の認可申請について」(2026年6月2日付)https://www4.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2026/pdf/26x1601.pdf(2026年10月26日に原文を確認)。「9月使用分が最後」の記載は https://hojyokin-portal.jp/columns/denki_gas_hojyo でも確かめました。単価は国が定めたもので、この記事の試算は、この表の単価を当てはめた仮の計算です。

電気の特別高圧のお客さまは、対象外とされていました。単価の一覧と、3か月の値引きの試算は、7〜9月使用分の電気代支援は9月使用分までの記事にあります。この記事は、値引きが無くなった後の請求書を計算します。

9月使用分の値引きは、いくらだったか

値引き額は「使用量×単価」です。9月使用分の値引きを、仮の契約3つで計算します(使用量は仮の数字です)。

仮の契約

月の使用量

9月使用分の単価

9月使用分の値引き

従量電灯B・40A(低圧)

600kWh

3.5円

2,100円

低圧電力・15kW(低圧)

2,000kWh

3.5円

7,000円

高圧・50kW(高圧)

10,000kWh

1.8円

18,000円

夜明けの小さな工場の前の駐車場で、アスファルトにできた、白い氷の粒が混じる水たまり
水たまりが凍り始める季節は、暖房の電気を使う量も増えていきます(写真はイメージです)

契約によって、値引きの出方は違います。国の定めた単価は、燃料費の調整の単価に反映されます。契約ごとの値引き単価は、検針票などで知らされます。

11月検針分:値引きが無いと、いくら増えるか

11月検針分は、10月使用分にあたります。10月使用分の値引き単価は、確かめた発表の中に見当たらないため、9月使用分と同じ使用量で、値引きが無かった場合の差を計算します。

低圧電力・15kW・月2,000kWhの値引き額(仮の数字) / 8月使用分 2,000kWh×4.5円 / 9,000円 / 9月使用分 2,000kWh×3.5円 / 7,000円 / 9月使用分の請求書 値引き 7,000円 / 値引きが無い請求書 値引き 0円
同じ使用量なら、値引きが無い分だけ請求額が増える(棒は値に比例)

北海道の大手電力会社は、11月1日から電気料金の単価を見直します。増える額は、同じ仮の契約で、月に電灯40Aが664円、低圧電力15kWが4,179円、高圧50kWが14,545円でした。値引きが無い分と、見直しの分の両方が同じ請求に入る場合の合計の目安は次のとおりです(いずれも仮の契約・仮の使用量での計算です)。

仮の契約

値引きが無い分

11月1日の単価見直し(月)

合計の目安

従量電灯B・40A

2,100円

664円

2,764円

低圧電力・15kW

7,000円

4,179円

11,179円

高圧・50kW

18,000円

14,545円

32,545円

見直し後の単価が、どの検針分から当たるかは、契約先の案内で確かめます。

請求書が届いたら、手元で確かめること

畳の部屋の隅に置かれた、煙突のある黒い鋳物のストーブと、木の腰掛け
暖房を使う季節の請求書は、手元で確かめておきます(写真はイメージです)

11月検針分の請求書で確かめる4つ

  • 検針票の「使用期間」で、10月使用分の請求かどうかを確かめる

  • 検針票で、契約ごとの値引き単価と燃料費の調整の単価が、9月分とどう違うかを確かめる

  • 9月分の請求書と、使用量・基本料金・合計を並べて見る

  • 契約の種類(従量電灯・低圧電力・高圧)と、契約アンペア・契約電力を書き出す

値引きの有無は、使う量では動かせません。動かせるのは、基本料金を決める契約アンペアや契約電力です。動力(低圧電力)は、実際に同時に使う電気の最大値を計測すると、契約電力を見直せることがあります。しくみは電子ブレーカーとはの記事で図にしています。

よくある質問

Q. 電気・ガス料金支援は、いつまでですか。

A. 2026年夏の支援は、9月使用分(10月検針分)までです。10月使用分以降の値引きの単価や期間は、2026年10月26日の時点で、確かめた発表の中に見当たりません。決まった内容は、国や契約先の電力会社の案内で確かめます。

Q. 11月に届く請求書は、いつの使用分ですか。

A. 9月使用分が10月検針分とされていたので、11月検針分は10月使用分です。検針票の「使用期間」の欄で確かめます。

Q. 値引きは、請求書のどこに出ますか。

A. 電力量料金の計算に、国が定めた値引き単価を反映する方法が示されています。燃料費の調整の単価に織り込まれる契約と、請求額から値引きされる契約があり、見え方が違います。お客さま側の手続きは不要とされています。

Q. 特別高圧の事業所は、値引きの対象でしたか。

A. 電気の特別高圧のお客さまは、対象外とされていました。この記事の試算は、電灯・低圧電力・高圧の例です。

Q. 値引きが無い月に、事業所が見直せるものはありますか。

A. 基本料金は、使う量では変わらず、契約アンペアや契約電力で決まります。動力(低圧電力)は、同時に使う電気の最大値を計測すると、契約電力を見直せることがあります。

まとめ

  1. 夏の値引きは9月使用分(10月検針分)まで。10月使用分以降の単価は、確かめた発表の中に見当たりません。

  2. 仮の契約で、9月使用分と同じ使用量なら、値引きが無い分は電灯40Aで2,100円・低圧電力15kWで7,000円・高圧50kWで18,000円です。

  3. 11月検針分では、使用期間と値引きの出方を確かめ、契約アンペア・契約電力の見直しも考えます。

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システム・ブレーカー(電子ブレーカーのレンタル)

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