top of page

AIに聞かれてもお店が答えられるように:「よくある質問」の書き方と、載せる場所の3つ

2月26日
読了時間: 4分

お客様が実際に電話で聞いてくることを、1問1答で書いて、ホームページと地図の情報にそろえる

窓際にコーヒーマシンが置かれたカフェの店内
写真はイメージです

検索の画面で、AIがまとめた答えが先に表示される場面が増えてきました。「近くで駐車場のあるカフェは」「予約なしでも入れるか」といった質問に、AIはお店のホームページや地図の情報から答えを組み立てます。そのときお店の側に答えが書かれていなければ、正しく紹介してもらえません。この記事では、AIに聞かれても答えられるように、「よくある質問」を書く手順を整理します。

答えの材料は、お店が出している情報

AIを使った検索は、ホームページや地図サービスなど、インターネット上にある情報をもとに答えをつくります。お店について聞かれたとき、駐車場や予約、支払い方法の情報がどこにも書かれていなければ、答えはあいまいになったり、古い情報が使われたりします。

なお、検索の大手は2023年8月に、よくある質問の情報を検索結果に大きく表示する扱いを、政府や健康の分野のよく知られたサイトに限ると発表しました。つまり「検索結果で目立たせるための技」としてではなく、お客様とAIが答えを見つけるための情報として書くのが、いまの考え方です。

出典:検索の大手の公式ブログ(2023年8月8日の発表)https://developers.google.com/search/blog/2023/08/howto-faq-changes?hl=ja

店内でタブレットを操作する女性
電話で聞かれたことをその場でメモしておくと、質問集の材料になります(写真はイメージです)

質問は「電話で聞かれたこと」から集める

よくある質問の材料は、お店の中にあります。2週間ほど、電話や店頭で聞かれたことを書き留めると、多い質問が見えてきます。

分野

よく聞かれる質問の例

来店

駐車場はあるか/最寄りの駅から何分か/車いすで入れるか

予約

予約なしで入れるか/何人まで入れるか/当日の予約はできるか

支払い

カードや電子マネーは使えるか/領収書は出るか

中身

子どもと一緒でもよいか/持ち帰りはできるか/アレルギーの相談はできるか

答えの書き方の型

伝わりにくい答え / 「お気軽にお問い合わせください」 / 答えになっていない / 条件が書かれていない / AIも答えを組み立てられない / 伝わる答え / 「店の前に3台分あります」 / 最初の一文で答える / 数字や条件を書く / 例外はあとに添える

型は、「結論を一文目に → 数字や条件 → 例外」の順です。たとえば「駐車場はありますか」なら、「店の前に3台分の駐車場があります。満車のときは、近くの有料の駐車場をご利用ください」のように書きます。ここでの台数は書き方の例です。

コーヒーをスマートフォンで撮る手元
写真や投稿と、質問への答えの内容をそろえておくと、お客様が迷いません(写真はイメージです)

載せる場所の3つと、そろえる点検

ホームページ よくある質問のページ / Googleマップ 店の情報・説明 / 店頭・予約の案内 貼り紙・予約画面
3か所の答えが食い違うと、どれが正しいのかわからなくなります。

情報をそろえる点検(月に1回)

  • 営業時間・定休日が3か所で同じか

  • 駐車場・支払い方法の答えが同じか

  • 季節で変わる営業の案内が、古いまま残っていないか

  • 電話番号と住所の書き方がそろっているか

白いのれんが掛かる和風の店の入口
店頭の貼り紙の内容も、インターネットの情報とそろえておきます(写真はイメージです)

よくある質問は、一度書いたら終わりではありません。新しい質問が増えたら足し、変わったことは直していきます。Googleマップの情報や投稿を続けて整えるのが難しいときは、いまの掲載の状況を書き出したうえで、外の手を借りる方法もあります。

よくある質問

Q. よくある質問は、何問くらい書けばよいですか。

A. まずは電話でよく聞かれることを5〜10問ほど書くところから始めます。数を増やすより、答えが具体的で、ほかに載せている情報と食い違っていないことのほうが大切です。

Q. よくある質問を書けば、検索で上に出ますか。

A. 書いただけで順位が上がるとは限りません。ただ、お客様が知りたいことに答える情報が整っていると、お店を選ぶ人にとってわかりやすくなり、問い合わせの手間も減らせます。

Q. 営業時間が変わったときは、どこを直せばよいですか。

A. ホームページ、Googleマップの店の情報、よくある質問の答えなど、営業時間を書いている場所をすべて直します。書いている場所を一覧にしておくと、直し漏れを防げます。

Q. 答えに「お問い合わせください」と書くのはよくないですか。

A. 決まっていないことや人によって違うことは、そう書いて構いません。ただ、答えられることまで「お問い合わせください」にすると、お客様もAIも答えを見つけられなくなります。

まとめ

  1. AIはお店が出している情報から答えをつくるため、答えを書いておくことが出発点です。

  2. 質問は電話や店頭で聞かれたことから集め、結論を一文目に書きます。

  3. ホームページ・Googleマップ・店頭の3か所の答えをそろえます。

この記事に関連するサービス

店舗集客サポート(Googleマップ・AI検索への情報発信)

お店の情報をGoogleマップやAI検索で見つけてもらいやすくするため、投稿の発信を続けるための店舗集客サポートをご提供しています。いまの掲載の状況をうかがったうえで、続けやすい形をご案内します。

関連するコラム

  • 口コミは数より「最近」:投稿と返信を続ける月4回の段取り

  • お店の情報発信を外に任せるとき:任せること・自分でやること・頼んではいけないこと

  • Googleマップの「設備・サービス」欄を埋める:駐車場・支払い方法・バリアフリーで選ばれる

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page