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4月と6月のB型の報酬の見直し:利用者とご家族に関わるところだけ

4月13日
読了時間: 4分

制度の変わり目に、事業所に確かめておきたいこと

書類にペンで記入する手元
写真はイメージです

障害福祉サービスの報酬は、事業所が国や自治体から受け取るサービスの対価です。2026年度は、就労継続支援B型に関わる報酬について、4月と6月に見直しが行われます。見直しの多くは事業所の運営に関わる内容ですが、利用者とご家族にとっても知っておくと安心な点があります。この記事では、そのうち利用者とご家族に関わるところだけを整理します。

4月と6月の見直しの全体

時期

主な内容

4月

利用者が一般の会社などに就職したときの加算の見直し(1年に算定できる就職者の数に上限)

6月

平均工賃月額による基本報酬の区分の見直し

6月1日以降に新しく指定される事業所

報酬の単価を引き下げる特例

6月からの区分は、令和7年度の工賃の実績にもとづいて決まります。見直しの多くは、事業所が国や自治体に届け出る手続きや、受け取る報酬の計算に関わるものです。

出典:厚生労働省「令和8年度障害福祉サービス等報酬改定について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202214_00013.html

利用者とご家族に関わるところ

関わりのあるところ / 知っておくと安心 / 平均工賃月額のしくみ / 事業所が工賃をどう決めているか / 就職に向けた支援の進め方 / 主に事業所の運営 / 事業所が対応する / 報酬の区分の届け出 / 加算の算定のしかた / 新しい事業所の単価

B型の事業所の基本の報酬は、平均工賃月額によって区分が分かれます。見直しによって事業所の区分が変わることはありますが、利用者が受ける作業や支援の中身がすぐに変わるとは限りません。

平均工賃月額は、事業所がどのくらいの工賃を支払っているかを示す目安の一つです。ただ、作業の内容や通う日数、在宅での作業の有無などによって、同じ額でも意味合いは変わります。数字だけで事業所の良し悪しを決めず、本人に合った作業と支援があるかどうかを、見学や体験であわせて確かめることが大切です。

ノートパソコンを見ながらメモを書く人
気になる点は書き留めておき、事業所や相談支援の担当者に尋ねます(写真はイメージです)

利用するときの負担のしくみ

障害福祉サービスを利用するときの負担には、所得に応じた月ごとの上限があり、0円の区分もあります。報酬の見直しがあっても、まずは受給者証に書かれた上限の額を確かめると、ご自身の負担の目安がわかります。わからないときは、市区町村の窓口や相談支援の担当者に尋ねます。

4月の見直しは、利用者が一般の会社などに就職したときの加算に関わるものです。就職を考えている人は、事業所がどのように就職に向けた支援を進めているかを聞いておくと、これからの通い方を考える材料になります。

事業所に確かめておきたいこと

通っている事業所に聞けること

  • 工賃の決め方と、支払いの時期に変わりはあるか

  • 作業の内容や、1日の時間に変わりはあるか

  • 就職を考えたときに、どんな支援を受けられるか

  • 見直しについての説明の場や資料はあるか

制度の言葉は難しく感じられますが、「通い方や工賃に何か変わることはありますか」と尋ねるだけでも十分です。エナガ・SAPPOROでも、利用者やご家族からの質問にお答えしています。

これから事業所を探す人は、制度の変わり目であっても、選び方の基本は変わりません。作業の内容、通いやすさ、職員の支え方、在宅での作業の有無など、本人に合うかどうかを見学と体験で確かめます。気になる点は、相談支援の担当者にも相談しながら決めていきます。

よくある質問

Q. 報酬の見直しで、利用するときの負担は変わりますか。

A. 利用するときの負担には、所得に応じて月ごとの上限が決まっていて、0円の区分もあります。ご自身の負担がどうなるかは、受給者証や市区町村の窓口で確かめます。

Q. 平均工賃月額とは何ですか。

A. 事業所が利用者に支払った工賃の、1人あたり月の平均の額です。B型の事業所の基本の報酬は、この額によって区分が分かれるしくみになっています。

Q. 工賃の額は、見直しで変わりますか。

A. 工賃は、事業所の生産活動の収入から支払われるもので、報酬の見直しで直接決まるものではありません。工賃の決め方は、通っている事業所に確かめます。

Q. どこに相談すればよいですか。

A. 通っている事業所の職員、相談支援の担当者、市区町村の障害福祉の窓口に相談できます。

Q. 6月以降に新しくできた事業所を選ぶときに、気を付けることはありますか。

A. 単価の特例は事業所が受け取る報酬に関わるもので、事業所を選ぶときは、作業の内容や通いやすさ、支援の体制など、本人に合うかどうかで考えることが大切です。見学や体験で確かめます。

まとめ

  1. 2026年度は、4月と6月にB型に関わる報酬の見直しがあります。

  2. 6月からの基本の報酬は、令和7年度の工賃の実績にもとづく区分で決まります。

  3. 気になることは、通っている事業所や相談支援の担当者に確かめます。

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エナガ・SAPPORO(就労継続支援B型の事業所)

CLARXは、就労継続支援B型の事業所「エナガ・SAPPORO」を札幌で運営します。見学やご相談のお問い合わせを受け付けています。

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